メンタルクリニックの通院は1度で終わるものではありません。
症状が和らぐまでや完治するまでの道のりが数か月~年単位とかかるケースが多いかと思います。
自己負担率を減らし、治療に集中できる環境を作っていきましょう。
この記事では自立支援制度の申請方法の流れを記載しております。
詳しい内容はお住いの区役所へお問い合わせください。
自律支援制度とは
精神疾患により、継続的に通院し、精神療法や薬物療法の治療を受けている方の医療費の自己負担が原則1割になる制度になります。
申請方法
申請方法は2通りです。
オンライン申請
申請条件
- マイナンバーカードを持っていて、マイナポータルにログインできる環境にある
- 受信者本人
申請対象
- 更新申請(診断書提出不要回のみ)
- 変更申請
- 再交付申請
- 市外転入申請
以下の場合はオンライン申請は不可
- 新規申請
- 再申請
- 診断書提出が“必要”な回の更新申請
- 受給者証の返還.
窓口での申請
新規申請(必要なもの)
- 申請書
- マイナンバーカード
- 本人確認書類
- 診断書
- 健康保険証情報
- 指定したい病院、薬局、訪問看護ステーション等がわかるもの(診察券やお薬袋 等)
- 対象者の市民税課税証明書・非課税証明書またはマイナンバー
- 収入がわかるもの(非課税世帯の人のみ必要)
更新申請
- 申請書
- マイナンバーカード
- 本人確認書類
- 診断書(受給者証の右下を要確認)
- 健康保険証情報
- 指定したい病院、薬局、訪問看護ステーション等がわかるもの(診察券やお薬袋 等)
⇒変更しない場合は提出不要 - 「対象者」の市民税課税証明書・非課税証明書
- 収入が分かるもの(非課税世帯の人のみ必要)
更新タイミング
更新可能時期は自律支援医療受給者証に記載されております。
次の更新時に診断書が必要か不要かも書かれておりますので、忘れてしまった時は受給者証を確認しましょう。
実際に利用してみて
私がメンタルクリニックへ通院するのは2回目になりますが、1回目の時は先生が「まだ若いのだから」という理由で勧めてくれませんでした。その時は体調不良で仕事を辞めたので2週に1度の診察で毎回の支払いが2,000円~2,500円くらいかかり経済的にきつかったのを覚えています。
今はこの制度があってよかったととても思います。やはり負担率が3割と1割では全然違います。今はジェネリックのない新薬も処方されているので、3割だと結構高くなって経済的に困ってしまっていたと思いますね。
メンタルクリニックは主治医との相性が大事なると思いますが、患者さんのことを気にかけてくれたり話を聞いてくれる先生には積極的に利用したいことを伝えましょう。クリニックに精神保健福祉士の方が常駐している場合はその方に相談するのもありだと思います。
なるべく精神的な負担は減らして、治療に専念できる環境づくりをしていきましょう♪