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治療だけでなく、人生が大きく変わることが起きてしまい日々目まぐるしい。
まだ相続関係が済んでいないのに降りかかってきた展開にちょっと心が疲れています。
去年の春からメンタルクリニックに通うようになり、もうすぐ1年が経過します。
今の自分を最低限のラインで生きれるように保つには薬が必要不可欠になっているので、今は「いつになったら治るのだろうか」という迷いは持ってはいけないのだと感じています。
去年は”セルトラリン”と”トラゾドン”という薬を服用していたのですが、父が亡くなり忙しさに拍車がかかったときに薬が追加されました。
向精神薬の”エビリファイ”というお薬。少量なので緩やかに効果を感じてはいたのですが、気になる症状が収まらず、現在は”レキサルティ”というエビリファイの進化版(らしい)を服用しています。
精神科で処方される薬は簡単な気持ちで飲もうと思わないほうがいいし、かと言って必要な人にはいざ飲むタイミングが訪れると飲むのが怖いという気持ちになる人もいるんじゃないかな?と私は感じます。というか、私がそうでした。
医療従事者ではないので、あくまでも一個人の体験を記すだけですが。
私のように不安を抱えている人の役に立てたらなと思ったので、現時点での経験を残しておこうと思います。
セルトラリン(抗うつ薬)
私は25mgからのスタートで、現在は50mg~75mg服用しています。
初めて説明を受けた際に「食欲が落ちるかも」と聞きました。実際落ちました。
主な副作用は
- お腹が過敏になる(ぐるぐると鳴る。周りの人にも聞こえるくらい鳴る)
- たまにお腹を下す
- 膨満感がある
- 不正出血が起きる
25mgを飲んでいたのは4週間くらいかと記憶しています。
副作用の1と2に関しては、2週間を過ぎたあたりから落ち着いていったかと思います。
1と2が落ち着いたころ、不正出血になり困ってしまいました。
私はピルを服用しているので生理周期はコントロールしているんですね。それなのに不正出血が起こるのはこの薬が大きく影響しているとしか思えませんでした。お腹が過敏になった時に薬の吸収できる量が減ったのだと思います。
婦人科で後日談として先生に話したときに、先ほどの捉え方で間違ってはいなかったようで、不正出血が起きやすくなるのは事実とのことでした。
セルトラリンに慣れて行った頃には不正出血にも悩まされなくなりました。
その後、薬の量が増え50mg・75mgどちらも1~3の症状がでました。馴染んだから大丈夫かな?と甘く見ていましたがちゃんと副作用が出ました。
先に副作用の話をしてしまいましたが、体感した効果としては
- マイナス思考が減る
でした。
ネガティブ脳って突然やってきたり、やってくると自分ではコントロールするのが難しいんですよね。なんでこんなに涙が出るんだろうとか、悲しくなるのだろうとか、冷静になるとその自分はどこからやってきてるの?と不思議になるくらいネガ波は怖い存在です。
減っただけでなくなったわけではありませんでした。
なので現在は50mgくらいになっちゃっていて。それでも堕ちる時はあります。
今後もう少し増えそうな予感はしているのですが、そこは自分から望むのではなく、主治医の判断を信じて今は治療をしたいと思っています。
トラゾドン(抗うつ薬)
私がメンタルクリニックに行くきっかけとなった時の一番困っていた症状が、中途覚醒でした。
だいたい1.5h~2,3hで目が覚めちゃって、少しずつ疲れが抜けなくなり、体が壊れる予感がしたので病院に行こうと思えたんです。
このトラゾドンは中途覚醒に効果があるようで、飲み始めてから中途覚醒が減りました。一度も起きずに朝を迎えられたこともあります。
ただこちらも副作用が出て
- 日中のめまい、たちくらみ
これに悩まされました。
元々低血圧で起立性低血圧も持っています。なのでそれがちょっと増した感覚になり、飲み始めは25mgを半分にした12.5mgからのスタートでした。
初めて飲んだ日のことは今でも忘れられません。
あんなに脳内が真っ暗になって眠れたのは大人になってから初めての経験でした。すごく嬉しかったですね。寝れる喜びを体感できたのは幸せでした。
そこから体調を見ながら12.5mg~25mgを都度判断して飲んでいました。
父の死や最近起きた大きな出来事などが重なり、症状が悪化してしまったので、現在は125mgになっています。エビリファイを飲み始めたころ、はじめは夜に服用していたのですが、その薬が効いてしまって眠れなくなってしまったんですね。
なので増量しバランスを取った流れになっています。
トラゾドンの体感した良い効果は
- めっちゃ眠くなる
ので、寝る準備をしたころに飲むようにしています。
ほんとに無理して起きてることができないくらい、自分は眠くなるので助かっています。
(今の課題は寝る準備をするまでに時間がかかる、ということです。笑)
エビリファイ(非定型抗精神病薬)
これを飲むきっかけになったのは、まったく生きる活力が出てこないからでした。
希死念慮もあったりで。まぁそれは衝動的なものではないのですが、根っこに持っているものがネガ脳になると強まる的な。自分の場合はある日突然思うようになった、ではないです。
生きる活力がないと、生きててほんとに何も楽しくないんですよね~。
ただ、薬のおかげでどん底に堕ちる程ではないからほんとただ何となく生きてしまっている。というなんとも言えない感覚。
始めはセルトラリンを増量して、それでも苦しかったので相談をしたらエビリファイが処方されました。
こちらの困った副作用ですが
- 太る
- 便秘
- 薬が切れたときの廃人具合がやばい
- 廃人化したときに甘いものを超欲する(だから太る)
という。。太りたくないのに太りました。2か月で2.5kgくらいは余裕で。
廃人化したときにする過食が恐怖なんです。いつも食べ過ぎて後悔して目が覚めます。廃人モードになったら時間問わず過食するので、まぁそりゃ本当に太るの普通ですよね。。はぁ。。
良かった点ですが
- 朝の体の重さや怠さがマシになる(歩く速度にも変化が出ました)
- ほんのちょっとだけくだらないことでも笑うようになる
くらいかな。これを飲む前は出勤時、足が重すぎて(体重は関係なく)何をするにも怠さがでていたんですよね。それが朝歩く速度が軽やかになった時は嬉しかったです。
あの鉛のような重さは負のスパイラルしかなくて、何をするのも怠いってなっちゃうと家に引きこもろうとしちゃったりで。
今の状態が良くないって頭ではわかっていても、どんどん動かなくなっちゃう矛盾さに焦りが生まれました。
レキサルティ(非定型抗精神病薬)
エビリファイを飲み始めてから出てきた過食がしんどすぎて、それを伝えたらレキサルティを勧められました。衝動性を抑えられる効果がある、とのことで。
現在飲み始めて1週間ほどなので、しばらくこれが続くのか、違う薬になるのかは分からないところです。
こちらの副作用は
- 太る
- 便秘
- 浮腫む
1週間飲んで感じている効果は
- 衝動性は若干減る
- 寝る前に飲むことで中途覚醒後の過食がなくなる
2つ目の効果がすごく嬉しいのだけれど、今度は日中に電池切れして過食というのがあるんですよねぇ。。あとはちょっと膨満感もあるのか、初日は気持ち悪い感じもしました。日常生活を送れるくらいのものだったので、そこまで相性が悪い気はしていません。初日の副作用はセルトラリンと似ていました。
ただ浮腫みがちょっとしんどいですね。
毎日体がだる重になってしまい、緩めだった指輪も抜けなくなりそうなくらい浮腫んじゃってやだなぁと。浮腫みを取る食材を摂っても無駄みたいなので、次の通院で主治医に相談してこようと思います。
現在の薬事情はこんな感じです。
100%楽に飲める薬はないと思いますが、なるべく自分に合った薬は見つけて行きたいなという前向きな気持ちはあるので、焦らず試していこうと思います。
また1~2ヶ月くらいしたらいろいろと変わっていると思いますので、その時はまた記事に残したいなと思います。
こうやってアウトプットすることで、治療へのヒントにも繋がった気がします。
とても長くなりました。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、お疲れ様です&ありがとうございます。
お互い焦らずにゆっくりと進んでいきましょう。